千座の岩屋、干潮とイニシエーション〜古代星のシャーマンを訪ねて〜

 古代のシャーマニズムを考える上で、切っても切れないもの。それは、潮汐

 潮汐とは、海面に高低が生じる現象のことで、月と体力の引力によって起きます。

 人の生死と潮汐に関係があることを、古来人は直感的に知っていたといいます。満月(大潮)には出産が多いという話を、聞いたことはないでしょうか。実際に助産師さんには月相・潮汐をデータとしてチェックしていらっしゃる方も多いようです。

 

潮汐は、和語(日本古来の言葉。大和ことば)では「しお(しほ)」と言います。月、太陽という星(ほし)の影響で生み出されるものが、その音を逆転させた「しほ」と呼ばれるのは、とても興味深いですね。

 多くの文化におけるシャーマニズムでは、儀式や通過儀礼で水を媒介とします。
世界各国に伝わるシャーマンのイニシエーション(通過儀礼)には、「引潮の時にのみ行ける場所」で行われるものも多いようです。

 日常の世界から非日常の世界に行く時に、日常では見えない場所を渡っていく…

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あたらしい。

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