自分のキャパシティを知ることは、QOL(Quality of Life:人生の質)に直結します。
安易に「できます」と言ってしまうことが、幸福度を左右するとしたら?
「できないっていうのは、逃げだよ」
社会生活の中で、こんな言葉を聞いたことが一度はあるでしょう。
それは確かに、一理あります。
想像だけの世界と、現実は異なるからです。
やってみたら、ものすごく容易くできることもあるし、簡単にできそうだと思って引き受けたら、とんでもなく手こずることもあるでしょう。
だから日々、自分が何をするか選択し、「それが今の自分の器と、エナジー的にマッチしているのかどうか」丁寧にみていくことが大事です。
想像と現実のギャップが大きければ大きいほど、精神的にも肉体的にも、ゆらぐ。
そのゆらぎをカバーしようとして無理を重ねると、思った以上の打撃を受けることになります。
何も、難しいことはありません。
自分の行動を、自分が選ぶ。それだけでOKなのです。
自分が選び、試し、実行することであれば、結果がどうあれ、悔いはないでしょう。
後悔や悔しさは、想像と現実が一致してない時に起きます。
いつでも「自分はもっとできるはずだ」と叱咤激励することが、コントロールの社会では求められてきました。しかし、それは何のために?誰のために?
いつでも叱咤激励が基本であるとすれば、そこに「自分の軸となるもの」は存在しない。誰かの評価、あるいはどこかで固定した自分の視点のまま、乖離の中を漂泊して生きることとなります。
できます、という前に。
それは本当に心地よくできるのか?
自分に無理を強いていないか?
根本的に、できることと、自分が自発的にやることを混同していないか?
一呼吸おいて、問いかけていきたいですね。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
本日も軽やかな1日をお過ごしください。
POP拝