「できない」という才能

 夏至前夜に降りてきたアウェアネスなのですが、


 「できない」と氣づくのは最も尊く、地球に優しい才能。


 できないことをやる時には、強烈な抵抗の磁場が発生します。「不自然」のエナジーです。植物、岩、動物、海、川…自然物は、できないことはやりません。強烈な抵抗の磁場が自然の中から発生することは、それゆえありません。不自然のエナジーは、発生しようがないのです。

 歴史、すなわちコントロールによって「できないことをやる」流れがこの地球上に生じた時から、連鎖的に不自然のエナジーは広がってきました。不自然のエナジーは自然を反転させ、そこに「頑張る」という概念が誕生しました。

 頑張るエナジーは、もはや地球における臨界点に近づいています。

 このまま「頑張る」を続けると、臨界点への到達が加速度的に早まります。次の世界に行く準備が必要です。その準備とは、何か。


 「できない」と気づいたことは、しない


 あらゆる神事、スピリチュアルワーク、修行よりもまず先に、できないことをやめていきましょう。できないことをしなければ、不自然は起きません。自分を自然に戻していく試みです。「できない」と気づくのは最も尊く、地球に優しい才能です。

 これは決して無氣力論ではありません。むしろ氣を(機を)満ちさせるための準備として、自分のエナジーの受け皿を拡大する行為です。自分の中に食い込んだ、自分の氣を反転させて消滅の方向に向かわせているものに、ただ気づくということ。できないと思っていることと、できないと氣づいていることは違いますので、その違いは見極めましょう。

 やりたいことは、やってください。やりたいことのうち、やったことがないことについては、氣が満ちている場合は特にぜひやってみてください。それで、できるかできないかを知るのが大事です。また、他人が「あなたにはできっこない」と言うことで、あなたが実はできることも、やってください。なぜなら自然だからです。


  • やりたいこと→やる
  • できないと思っていること→やりたいならやる
  • できないと氣付いていること→やらない
  • 全てを超えて今必要とされること→今やる

 できないと氣づいたこと、やめていきましょう。

 わたしも、これからどんどん色々やめていきたいと思います。

 最近、「できる」と思っていたことが実際には「できない」ことであり、後天的な努力でどうにかしていたのだと氣づく機会に沢山恵まれました。他方、「できる」と氣づいたことも新たにありました。その氣づきに応じてエナジーを全集中したら、全く違う可能性が生まれるはずです。

 地球においては、万物流転が自然です。「できる」と思ったことが「できない」こともあれば、「できない」としていたことが「できる」ことだったり、あるいは変化していったり。

 「できない」と表明することで、自分を通じて地球の自然が一つ広がるとしたら?

 問いかけ、実行していきます。

 本日は少々抽象的な話題ですが、今必要な方に届いたら幸いです。

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 本日も素敵な1日をお過ごしください。

 POP拝


★POPよりひとこと

夏至を経て、自分より他者の状態がよく見える週に入りました。それは全て鏡です。「あの人、こうしたらいいのに」の中に、自分の「できる/できない」への強烈なヒントと求めが、あるのかもしれません。誰か、何かが氣になる時こそ、自分の中の自然と不自然を確かめるタイミング。

あたらしい。

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