周囲の人と自分の間に、認識や記憶のずれがある。 それは、マンデラ・エフェクトかもしれません。
今日の「元気予報」に関連したトピックです。
(こちらも、不思議なお話なので、苦手な方はスルーでオッケーです)
人は誰しも、思い込みや記憶違いがあります。
しかし、自分では絶対に確信している具体的なことがらについて、周囲と認識が違う…。
トピックが具体的であればあるほど、困惑してしまいますよね。
証拠品(メールの履歴、新聞記事、書籍、アルバム)があるにもかかわらず、些細なずれがある。
多くの場合、証拠じたいになぜかギャップがある(メールの送受信時間が大きく異なっていたり、同じ書籍の片方に落丁、ミスプリントがあるなど)ときが多く、体験者をさらに困惑させます。
こういった現象は、マンデラ・エフェクトと呼ばれています。
皆さんも、もしかしたら経験があるかもしれません。
今年の3月~6月末にかけて、特にこの現象を体験する人が多かったかと思います。
このブログ・旧ブログでも何度か書いたのですが、自分軸に戻っていく過程で、「他人に時間を支配されるのをやめる」と、別の時間軸に「飛ぶ」ことがあります。
そんな人が同時多発的に増える場合、コンピューターのバグ現象のような形で、認識のずれが現れます。
単なる思い違いで片付けられない「決定的な認識の違い」は、あなたが世界線を越えたために起きているのです。
なんでマンデラ・エフェクト?
マンデラ、エフェクトは直訳すると「マンデラ効果」ですよね。
南アフリカの大統領、ネルソン・マンデラ氏に由来して、命名された現象です。
この現象を提唱したのは、作家のフィオナ・ブルーム氏です。
ネルソン・マンデラ氏は、南アフリカで人種隔離政策に対し、敢然と戦った活動家です。
フィオナ氏は、マンデラ氏が80年代に志半ばにして獄死したと思っていました。
ニュースの報道や家族のコメント、デモ…彼の死で起こった、様々な事を鮮明に覚えていたのです。
しかし、ドラゴン・コン(北米の、サブカルチャーコンベンション)でほかの作家と会った時に、自分と同様に「マンデラ氏は80年代に獄死した」と認識している人と、「90年代に釈放され、後に南アフリカの大統領として栄誉ある活動をした」という認識の人があると気づいたのです
一国の大統領。
メディアに溢れる情報。
自分と同じ認識、違う認識。
彼女は驚くと同時に、そういった事例について調べ始めました。
それらの各実例が、マンデラ・エフェクトと呼ばれているものです。
あなたの隣のマンデラ・エフェクト
マンデラ・エフェクトはこういった、国家レベルの話だけではありません。
むしろ、日常の小さな変化、気づかないぐらいの変化がほとんどではないでしょうか。
昔の家族旅行の記憶が、自分だけ違ったり。
胡麻ドレッシングのストックを買ったつもりが、フレンチドレッシングだったり。
どれも「あれ?そうだったっけなー?」と、首をかしげて終わるようなもの。
(でも、自分の買い物メモには「胡麻ドレッシング」と残っていたり、あるいはレシートがあったり)
そんな、地味で些細な変化です。
マンデラ・エフェクトが起きるとき
マンデラ・エフェクトは時空のバグのようなものです。
それが起きたからどうこう、という事はありません。
ただ、「世界線が分岐したんだなあー」ぐらいの軽いノリで、オッケーです!
今年上半期、3月から7月までにマンデラ・エフェクトを感じた方は、朗報です。
そのギャップは、「ますます自分軸の世界に」近づいている証拠です。
世界線が分岐しやすくなっている=楽な方向に行くチャンスが増えているのです。
楽しく、時空を飛び越えていきましょう♪
木田時輪