Reunion 魔女の邂逅。もはや、あなたもわたしも魔法。

石橋を叩くと…」のメッセージを受け取った後。

那覇、松山のスナックビル4FにあるMirror HIGH LIFEでおしぼりを巻きながら、私は想いを巡らせていました。

「あのヴィジョンは、石橋を叩かなかった女たちにまつわるものだったのだ…」


情報を大量に受け取り始めて、戸惑っていた頃。

その頃から今日に至るまで、ずっとみ続けている「いくつかの世界」があります。


●ある女たち。

髪を結い上げて、白い着物(うちなーすがい)を着ている。勾玉を掛けている。洞窟に篭り、話し合っている。

話している先は、遠いどこかの同じような女。自分たちのセジ(霊能力)が、武将の戦争を擁護するための能力として使われたり、敵将を呪い殺すために使われていることに忸怩たる思いがある。

敵方どうしのシャーマンが、涙を流して語り合っている。

「どうしていつも、こうなってしまうのか」

双方が知っている。明日片方が徹底的に殺されると。


●ある女たち。

床下にたくさんの女たちが集まっている。生活の知恵や薬草のこと、色んな想い、歌、踊り。いろんなことをシェアしている。旦那たちが寝静まった後に集まって、争いが無くなる方法を考えている。平和について考えている。

思い切って本音で生きれば世界は変わるはずだ、と誰かが言う。多くの女は、心で「そう」と思いながらも無言だった。でも、今日は「私もそう思う」と多くの女が言いたい気分だった。一人一人が小さな声をあげ、いつしか声が大きくなり、床下で手を繋いで踊った。

そこに荒々しく飛び込んできたものたちがいた。

このビジョンはそこで終わる。


●ある女たち。

水路が張り巡らされた、円盤のような場所−水盤の上で、なにものかが祈りを捧げている。

この話はあまりに長く、今ここに書ききることはできない。

ただし、祭祀が形骸化した結果、その場所に起こったのは洪水だった。それをどうにかしようと気づいたものたちもいる。しかし、あっと振り返った時、すべてはもう水の下だった。


すべてのビジョンで、登場するのはごく普通の女性たち。

彼女たちは、真剣に平和を考えていて、

「なにか」に気づき、

石橋を叩くことをやめていた。

今までのバージョンの「この世」ではきっと。

石橋をたたくカーン、カーンという音が途絶えたら

そこに忍び寄って「叩くか、死か」を迫るものがいたのだろう。生き残るものは「石橋を叩いたもの」だった。

では、このバージョン、あたらしいバージョンの「この世」では?

あたらしいシャーマンは

各自、自分の選択を受け取り、気づき、石橋を渡り、そして出て行く。

それを思い出すような

「魔女の邂逅」が再び起こる。

未来の女と未来の男が、過去を書き換える。


「あたらしいシャーマンの、猛烈な受け取りが始まるな」

独り言が口をつきました。

あたらしい女と

あたらしい男と

あたらしい様々なジェンダーの人々が

今週、もう猛烈に受け取り始めている。

旧来の上下関係、男女関係、主従関係は

劇的に崩壊するかもしれません。

いままでの馴染んだ何かが

変わるかもしれません。

バレンタインデーどころでは、ないかもしれません。

でもそれゆえに、

自分の石橋に気付けるとしたら。

ついに渡り始める時だとしたら。

アリだと思います。

マーケティングや誘導

堂々巡りの軌跡をずらし

自分の時空にいくことが

今宵魔術のカメの日に劇的に始まっているとしたら

素敵ですね。

もはや、あなたもわたしも、魔法。

宇宙的な夜をお過ごし下さい。

POP


POPよりひとこと

きっと、思い出しますね。そのときが邂逅のとき。

宴。

そして、次の全くあたらしい世界へ。

あたらしい。

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