人相百物語:子どもの承認欲求は頬骨で見る

 こんにちは、POPです。

 人相についてのアレコレ、今日もこぼれ話です。

 先日のブログでは、「サバイバル術としての人相」というお話をしました。

 言葉が通じないお相手の意図するところを読み解くために、サバイバル的に(?)身についたオリジナル人相学ですが、さらにその源流は「同じ国だけど、言葉の通じない人」にあったのを思い出しました。

 今年からはじまったあたらしい活動「CENOTE」の方のプロフィールにある通り、私の社会人としての最初の職業は「着付け・結髪」です。着付けを始めるときにキャリアの最初でどなたも通ると思うのですが、「お子様の着付けと結髪」は、お祝いを考える上で不可欠かつ重要なものです。

 一番ヤングなお子様は、お宮参りの「のしめ」の撮影、まだ首も座らないベイビーたち。そこから3ヶ月さん、初節句、1歳さん、女の子の3歳、男児5歳…と続いていきます。その子たちに着付けをしていく時、どんなに月齢がヤングでも意思疎通は不可欠です。

 赤ちゃんたちは…というより、キッズの皆さんはオリジナルエナジー溢れる人相です。まだ言葉を話す前から、本来備わる個性は人相に溢れています。

 仕事柄、日々大量の乳児、幼児たちに接していたら、だんだん人相と個性の相関性が見えてきました。当時は人相学に興味はなかったので、「ああ、こういう感じの子だな」という感触を、着付けや結髪の手順にシンプルに応用していました。

 例えば、3歳女児。

 普段洋装に慣れている子どもたちにとって、和装の着付けは場合によってはプレッシャー&ストレス。3歳女児は「被布」と呼ばれる簡易的な着物を着ることがほとんど、でもお支度中はじっとしていなければならない時間があります。

 お祝いの日は、ハッピーに過ごすものであって、ストレスはできるだけ減らしたい。子どもに我慢させる方向ではなく、その子のオリジナルエナジーを一瞬で見切って手早く終わらせることが大切です。しかし、3歳女児ちゃんは結構お喋りになっているものの、緊張状態での意思疎通が難しいことがほとんど。

 そんな時、私がやっていた方法は…


  • 眉間を見る→その子が感情に左右されやすいかどうか
  • 頬骨の辺りのバランスを見る→承認欲求の度合い(着付け中可愛いね、と言われることでやり過ごせるタイプの子も多い。一方、快/不快の感覚もこの辺りに出るので、着物のテクスチャーや草履の不快感で爆発しやすいタイプか見る)バランス的に頬骨エリアが目立つ子には、共感の姿勢を持つことが大事。どうしたいのか、なぜ嫌なのか、何が嫌なのかにまず共感
  • おでこの広さを見る→その子の本能度を見る。

 さらに目と横顔を見られたらベストです。(集中力。空想がちな子か、状況を見るタイプの子か)

 おしゃべりしながら進めた方がリラックスする子。

 静けさを保ち、一気に進めた方が安心する子。

 幼い時点で肌を見せるのが嫌な子。

 とにかく人に見られたくない子。

 毛布を手放したくない子。

 …色々な個性がありました。

 私の人相学は自己流から始まっているので、自己満足からのスタートと言えば、それまでかもしれません。しかし、経緯はどうあれ、手段はどうあれ、「リラックス」の大事さを、着付けのお仕事を通じて学んだ気がしました。(のちの成人式、卒業袴着付けの時に大いに役立ちました。大人の方が、緊張を押し込めているものです。

 人相に、いい悪い、正解不正解はないと思います。

 持って生まれたオリジナルエナジーを最大限に活かし、リラックスして自分を地球上に発揮していくことが、大事な時代です。自分が自分のエナジーを読み解いていく。その入り口として与えられたギフトが、人相なのかもしれませんね。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 本日もリラックスした1日をお過ごしください。

 POP拝


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