イルカ
先日、初めて四国水族館に行きました。
四国の自然(海水、淡水)を見事に再現した動体展示や、香川県に残る竜宮伝説をモチーフとしたアートインスタレーションなど、見応え抜群の展示の数々。それだけでもすごいですが、一番印象に残ったのは、イルカです。
その日は3頭のイルカさんが水槽で泳いでいたのですが、よくよくみるとソロ活動しているイルカがいます。(以降、このイルカさんを「イルカ先輩」と呼びます」
イルカ先輩は、一人で輪っかで遊んだり、独自のリズムでスピードを変えて泳いだりしていました。楽しそうな感じなので、ちょっと話しかけてみようと思いました。
「どうも、POPです。イルカさん、どんな感じですか?」
イルカの眉間(??)に意識を集中して、イルカ先輩に話しかけてみました。
すると、イルカ先輩はクワっと笑う感じに。
ややあってイルカ先輩が発したのは
『遊ぶ?遊ぶ?』という一言。
そして、爆速で泳ぎ出すイルカ先輩。
他の二頭は大体同じスピードで泳いでいたのですが、イルカ先輩は完全に自分のペースです。二頭もよくよく見ると、無理に合わせている感じではなく、「単にそうしたいから」という感じ。理由なく共にいることをエンジョイしていました。
その後もイルカ先輩に色々話しかけましたが、「遊ぶ?遊ぶ?」と言い続けていました。
ただ、ニュアンス的には少し幅があって、「一緒に遊ぶ?」という意味合いの時と、個人的な独り言の時と、「あなたは遊んでる?」という時があるようでした。遊ぶ、というエナジーに豊かな幅を持っているイルカは凄いな、と感激しました。
『遊ぶ?あなたは遊んでる?』
忙しい日常の中で、私たちは遊ぶことすら論理的な準備、根回し、理由づけと一体化させてしまう時があります。
理由なく、今ここに遊びを見出すということ。
これが、イルカの波動がとんでもなく高い原因なのかもしれません。
理由とは、不安を解消するために創り出すもの。すなわち、不安と不足のエナジーから来るものなのだと、改めて再認識しました。
理由なく遊び、理由なく喜び、理由なく共にいる。それを自由に楽しむ時空に、還っていくのだと、イルカが教えてくれた気がします。
イルカちゃんとの対話、おすすめです。お近くにいたら、ぜひ!
ちなみに、美ら海水族館のイルカちゃんとは違う品種でした。美ら海のイルカちゃんにも話しかけてみたいと思いますが、現在海洋博公園のイルカちゃん部分が、どうも一般公開されていないようです。再開したら、ぜひたずねてみたいとおもいます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
本日も、理由なき自由の1日をお過ごしください。
POP拝
★POPよりひとこと★
理由なき自由のエナジーを満喫することで
「制限つきの自由」のエナジーに気づきやすくなります
理由なき自由に、乾杯!