【加筆・再掲】住み分け〜パラレルワールドとワンネス〜

 全ての生物には、固有の特性があります。「いい・悪い」という単純な二元論で、語れる問題ではありません。

 オニカサゴを例に取りましょう。

 オニカサゴさんは見た目に美しく、とても美味しいお魚ですが、背びれやエラに毒ばりがあり、素手で触ったら病院送りです。味が美味しくとも、毒針に触るのは危険行為です。美しいからといって不用意に触ったら、傷ついてしまいます。

 ハブもまた然り。お酒の瓶に漬け込んであるイメージで、うっかり触ると命取りです。

 しかし、オニカサゴやハブに毒性があるからといって、全て駆逐するのは乱暴な行為であり、生態系の破壊に繋がり兼ねません。彼らはあくまで一例。植物、鉱物、有機物、無機物…色々なものの固有の自然があります。こちらの勝手な都合で彼らの世界に踏み込むと、時に命を落としかねない。物言わぬ自然は、厳然とその事実を教えてくれます。思い込みや幻影で、個々の自然(nature)に踏み込むのは乱暴な行為です。

 ここから…自分のオリジナルエナジー(Original Energy:元氣)に深く深くつながっていく時期になりますが、地球上の生物である我々人間も、自然の叡智に学び「住み分け」が進んでいくようです。

 自然界を再び例に取りましょう。ある生物にとって毒でも、別の生物にとっては全く無毒な物質もこの世界には多く存在します。人間にも、同じことが言えるのではないでしょうか。ある人物にとっては毒であり、非常に辛いことであっても、別の人物にとっては喜び、楽な場合がある。

 どちらかを正しい(あるいは間違っている)としようとすると、どうしても無理が生じる。それが自然の摂理です。自然界ではどうしているか。当たり前のように住み分けつつ、かつこの地球上に共にあります。ライオンと小さな水牛の赤ちゃんは、同じ地球、同じアフリカのサバンナに存在しているのです。だからといって水牛の親は、「この地球の同じ住人なのだから、身近にいましょうね」といって、ライオンの群れに赤ちゃんを連れていくことはしません。本能的に、できるだけ避けます。その上で、自然の法則、自然の摂理の中で関わっていくのです。

 人間たち一人一人が、オリジナルエナジーに立ち返る時。強烈な変化を感じ取るでしょう。「私はこうなのに、どうして〇〇はこうなの?!」と、違和感に爆発しそうになるかもしれません。しかし、そんな時こそ思い出してみませんか。私たちも地球の一部。自然の摂理の登場人物なのだから、平和裡に「住み分け」することが可能であると。

 そして、この平和な「住み分け」が、パラレルワールドの本質の一要素なのだと…。

 ワンネスとは一つではなく、全てのパラレル、全ての要素を含みます。

 だからこそ、第一のステップとして「自分と相手のオリジナルエナジーを尊重する」

 第二のステップとして「自分のオリジナルエナジーが安全で大吉な場所を創り出す」

 第三のステップとして「オリジナルエナジーがどうしても折り合わない時は、エレガントに距離を置き、お互いそれを選択できることに感謝する」

 こういったことが、エレガントなパラレルワールド&ワンネスのヒントになってくるでしょう。

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 本日もエレガンスな1日をお過ごしください。

 POP拝


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個でありながら、個を超えていく時代が来たようです。


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