「なんでこうなのだろう」と思うときは

 「なんでこうなのだろう」と思うときは、そう思う自分をいろいろな角度から見つめるチャンスです。

 ある人、モノ、存在、制度、現象…それらがあなたに影響しているのではなく、あなたが「それらが自分に影響している」と感じている。このことに気づくと、世界との距離感と関わり方は劇的に変わります。

 「なんでこうなのだろう」という思いの基にあるのは、「なんでこう自分が感じるのだろう」という根源的な問いかけ。あらゆる物事へ、自分がどう感じるのかをいつも観察していると、唯一無二の自分の傾向に気づきます。その傾向(かたむき)が、自分を自分たらしめている。一つとして、角度が同じ人間はいません。

 感じたことに対して、自分がどのような行動を選択するのかも、観察を常にしていると変化してきます。行動が変化すると、心身のあり方(健康状態)も変わります。

 「なんでこうなのだろう」と思うときは、「肉体と心をアップデートする時ですよ」というアラームが鳴っているのかも知れません。違和感は、避けるべきものではなく、気づきの扉であり、貴重なものです。

 あなたの気づきが、あなたの世界を変えていきます。それに気づいたとき、誰もあなたをコントロールすることはできません。コントロールとは、無意識に人生の主導権を、自分以外のエナジーに明け渡す行為だから。


 「なんでこうなのだろう」から「なんでこう自分が感じるのだろう」に変わるとき、世界は変わる。

 本日は短い文章ですが、今必要とされている方に届いたら嬉しいです。

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 本日も素敵な1日をお過ごしください。

 POP拝

あたらしい。

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