【洞窟】与那国島③風の言い分

 

↓こちらの記事の続きです↓

【洞窟】与那国島① 星が呼んだ。
【洞窟】与那国島②天空の巨石、ティンダハナタ

石は確かな意思を持って、「いま、ここ」に存在している。
天空の巨石「ティンダハナタ」は、存在をもってそのことを示してくれた。
フランス語で「ここ」はici(イシ)…偶然とは思えない、コトタマの共鳴を感じる。

先ほどとは逆の道をたどり、ティンダハナタ入り口に向かう。
すると、草に囲まれた石段のようなものがあった。
これは何だろう?

草をかき分け数段上ると、(高さにして180㎝程)石碑があった。

伝説の女傑「サンアイ・イソバ」の碑だ。
サンアイ・イソバは16世紀初頭、与那国島を統治した女酋長である。
身の丈242㎝という豪傑であるが、兄弟とともに、島を平和に統治していたとのこと。
彼女は、琉球王府の命による討伐部隊の襲来を、夢で感知したのだという。

与那国が琉球になる前の、物語。
また一説によれば、八重山の英雄オヤケアカハチと共闘し、呪詛合戦(エネルギーによる戦い)をしたとも伝えられる。
(相手は、琉球伝説のシャーマン、「君南風(チンペー)」)

沖縄には「女は戦のさきがけ(イナグヤイクサヌサチバイ)」という言葉があるが、かつてのシャーマンたちの戦いは、まさにそのようなものであった。首長であり、シャーマンであるサンアイ・イソバの心中は、どのようなものであったろう。

やや進むと、岩がいくつかあった。
しかし、そこのエネルギーは安らかであり、休みたい、という意識が流れていた。

私は、琉球のいくつかの洞窟/拝所で、共通するメッセージを受け取ったことがある。

「わたしたちは 知っていた
お互い この戦いに 意味はないと
しかし 祈らざるを得なかった
イチヂャマ(生霊)を、飛ばさずにはいられなかった

それを当たり前と思うものもいたかもしれない
でもそう思わないものもいた
わたしと あちらのあの人のように」

無数のシャーマンたちの願いは、とてもシンプルだった。

 

心のままに行きたい。
霊力のたまものを、平和に活かしたい。
そんな時代が来たら遊ぼうね

 

彼女たちのいう「そんな時代」は。。。
来ている気がする。
合掌し、報告した。

下山すると、風は強いが空は快晴。
祖納地区の港を見る。
海の青さよ。
水の清らかさに、しばし癒される。


これは、ジャック・ドルフィン号。
素潜りの天才、ジャック・マイヨール氏を記念した船が、役目を終えて静かに港にあった。
その後、我々一行は「ドクター・コトー診療所」のオープンセット付近を目指した。

残念ながら、私はこのドラマを見ていなかったのだが、「孤島の診療所はかくあらん」といった風情で、細かいところまで作りこんでいるのに驚嘆した。

 

さて、この診療所の左手の草むらを降りていくと、拝所があった。

「アンダ玉水御川神」


「御川神」(うっかー神)とあるのは、ここが神聖な水の拝所であることを示している。
右側に川の流れと思しき場所があり、強く清浄なエネルギーを感じる。
御川神の横には、「十一面観音」の石碑がある。

神域は非常に美しく清められていて、信仰ある人々が守っていることを感じた。
水のエネルギー、清めのエネルギー。


アンダ玉水御川神から坂を上がり、わたしたちは「国境」に向かうことにした。
日本最西端。


陽はまだ落ち切らない。
風はいよいよ強く、台風の影響を感じる。
しかし、強いだけではなく、圧倒的な優しさを感じる。

この優しさは何だろう?

日本最南端の島、波照間の国境では、実は「強さ」プロテクトを感じていた。

「日本は、ここにある」

そんな声がこだましていた波照間。

ここ与那国に聞こえる風の声。
これはなんだろう。

『ここは ”はて”ではない
この先まで 道は続いている
くるぶしまでは水につかるが いにしへの民はみな
あたりまえに歩いた”海道”

海人には”海道”の歩き方を伝えてある』

風の中。
明確に、その声とビジョンを「視た」。

(つづく)


☆ときわよりひとこと

与那国編、これにてやっと初日のお話が終わります。
その後、「浜比嘉島」「淡路島」「沼島」「六甲」「有馬」を経て、今ココ…という感じです。
明後日は、渡名喜島に行きます。

この間、実は膨大なメッセージを受け取りました。
整理し、POPにお伝えしていきたいと思いまーす!

木田時輪

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