今日は、久しぶりに「お勧め書籍」のご紹介です。
今週のキーワード ⚫︎自分の可能性を広げる ⚫︎日本の神様 ⚫︎自分に適した浄化法
今週は、この3つのトピックがグッときます。
今まで神社や神様に全く興味がなかったのに、急激に知りたいと感じたり。
思い立って神社に行くと、なぜかインスピレーションが沸いたり。
「急激に覚醒する自分」に、気づいてしまったり。
そんな自分と仲良くするために、何ができるのか試行錯誤したり。
一つでも当てはまる方のために、セレクトしてみました。
セレクトのポイント
★長年研究した方が、わかりやすくまとめているもの
★新しい視点から伝統を見つめているもの
★POPでキュートなもの
この3点です!
では、早速ご紹介します。
1)「マンガでわかる日本の神様: 起源や個性を知って、もっとご利益を! 」
東條英利 監修/ 誠文堂新光社
【おすすめポイント】
⚫︎神様お一柱につき、見開き1ページのマンガ&解説が分かりやすい
⚫︎その神様をご祭神とする全国の神社も紹介
⚫︎意外と知られていない重要な神様にも言及している
日本の神様については、言うまでもなく色々な本が出ています。
どの本を選んでいいのか、迷ってしまう方に、まずは入門書としておすすめの一冊です。
冒頭、そもそもの疑問「神様ってなに?」というコラムがあり、これが大変わかりやすいです。
また、神様同士の関係性、経緯を明確に書いている点、造化三神(最初に現れた神様)にも明確に言及している点、天津甕星など、歴史的経緯の中で「悪神」と言われた神様についても、中立的な視点で書いている点なども、おすすめの理由です。
個人的に一点読みづらかったのは、紹介順が時系列(神様の誕生順)ではなく、「ご利益」の順だということ。日常使いにはとても良いのですが、通時的に神様の関係性などを確認したい時、ちょっと順番が前後して、混乱するかもしれません。
それを置いても、非常にわかりやすく、絵もPOPで好感の持てる良著だと思います。
2)「GO!GO!スピリチュアル 見えない世界の歩き方」
大野百合子 著/ 永岡書店
【おすすめポイント】
⚫︎様々な観点から「見えない世界の歩き方」を紹介している
⚫︎全て著者本人が体験し、明確な文章で客観的に紹介している
⚫︎巻末の用語集、ワークなどが明確でわかりやすい
ネットラジオ講座「あやしい世界の歩き方」と、若干題名がかぶっていますが(笑)ネットラジオを始めてから、この本を知りました。「スピリチュアルかあさん」でおなじみ、大野百合子さんの最新刊です。
アカシック、ヒプノセラピー、瞑想、古神道、サウンドヒーリング、神聖幾何学、マインドフルネス…などなど、見えない世界に関する情報を、読みやすい長さのコラムで簡潔にまとめています。要所要所に、大野舞さんの可愛いイラスト・マンガで解説が入り、非常に読みやすいのも嬉しいですね。
この本の良いところは、「覚醒したけど、どうしよう?!」という方が、自分の力を使いこなす様々な手助けを、紹介している点です。何か始めてみようというとき、何があるのかわからない…そういう時に、大いに役立つのではないでしょうか。
具体的なワークも多数紹介され、巻末の用語集、スピリチュアルとの関わり方アドバイスも、とてもわかりやすいです。重要な祝詞、真言、マントラも巻末に紹介されています。
大野さんが通ってきた道のりを、POPにまとめた良著。
惜しげなく様々な叡智をシェアして下さって、ありがとうございます!
3)「決定版 どんな願いも叶う! 鏡リュウジの魔法の教科書」
鏡リュウジ著/ ぴあ株式会社
【おすすめポイント】
⚫︎日常生活の中で、誰でも使える魔法の紹介
⚫︎多岐にわたる深い内容を、わかりやすく簡潔に表現
⚫︎西洋世界の魔法について基礎知識を得たい時に
大野百合子さんの「見えない世界の歩き方」が、日本という視点をベースにしているとすれば、鏡リュウジさんのこちらの本は、西洋世界の視点です。
この本の素晴らしいところは、「自分で魔法を使い、人生をより良い方向にデザインしていくには?」という視点でまとめられている部分。
冒頭のコラムでは「そもそも”魔法”って何?」ということを、鏡さんの長年の研究を経た視点から、わかりやすく書いてくれています。「日本の神様」の本しかり、この「そもそも」っていうところを、そもそも知りたいという方は、多いと思います。
著者は、愛のある文体で、「これを使ったら、具体的にどのように役立つのか?」ということを、しっかり書いています。
さらに…「オリジナル魔法」の作り方(!)にも言及。
わかりやすく、サラッと、秘技♫
素敵ですね。
この本、導入としてはかなり奥深いんですよ。
ルーン文字、魔法陣と護符、呪文、神・女神、天使、妖精・聖獣…
でもそれもこれも、サラッと!わかりやすく!POP!
あたらしい不思議の視点に立って、温故知新をしたい時にぜひ。
★ときわよりひとこと★
「そもそも」という部分を、わかりやすく書いてくれたこの3冊。
書店で見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。