戸は開いている。

たとえ話です。

 

あなたは、ある扉に近づきます。

その扉には「自動ドア」と書かれています。

その前に立ってみますと、

全然開く気配がありません。

 

少し離れて、もう一度扉の前に立ってみる。

それでも、開きません。

 

ここまでの間に、何人か。

あなたと同じように、「この扉」の前に立った人がいました。

あなたの後ろから来た人もいました。

 

あなたと同じように、扉の前に彼らは立つ。

しかし、開かない。

何度か試して、開かないと気づくと、大方の人は去りました。

何人かはまだ残って、試しています。

 

長い時間がたちました。

あなたと、ほんの数名の人を除いて、そこから大部分が立ち去りました。

 

このドアが開かないことに悲嘆し、怒り、コールセンターのようなところに憤怒をぶちまけて去る人もいました。

静かにため息をついて、去る人もいました。

 

そういった人を見ながらも、あなたは立ち去りませんでした。

『この扉は開く』と知っているから。

 

周りの数名すら、ついにそこを去ってしまいました。

あるものは、何か哀れなものを見るような一瞥をあなたに与え。

あるものは、泣き言ばかりあなたに伝え。

あるものは、他人の不安に反応して自ら。

とにかく、去っていきました。

 

一人になったあなたは、誰も考えつかなかったあることを「思いだします」

 

そして、扉に手をかけ。

グイっと、ひっぱります。

すると、どうでしょう。

 

あっけないほど簡単に、扉は開きました。

あなたは中に入りました。

扉を閉めようか、どうしようか?

 

あなたは、扉を閉めて、道を進むことにしました。

次の人に、選択の自由を与えるために。


★ときわよりひとこと★

 

自動ドアには電気が通っている。

だから開く。これは「常識」。

 

でも、もし。

その「自動ドア」の意味が

「自分で動かすドア」だとしたら。

 

パラダイムシフトとは、そのようなものかもしれません。

 

夏至の前日の今日。

古傷が突然痛んだり、

時間の概念が急に先に進んでしまったり(日付、時間、曜日の間違いなど)

待ち合わせに人が来なかったり。

メールが消えたり。

無くしものをしたり。

 

などなど、あるかもしれません。

その時は、「宇宙とシンクロする方法を教えて」と問いかけてください。

予想外の解決があるかも知れません。

 

素敵ですね!

 

今日も、楽しい一日をお過ごしください。

木田時輪

あたらしい。

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